Ed-Tech/Care-Tech領域のスタートアップ企業との協創を加速させる総額30億円規模のCVC(Corporate Venture Capital)投資プロジェクトを開始

学研ホールディングス

2021.01.15

株式会社 学研ホールディングスは、Ed-Tech/Care-Tech領域を中心に、国内外の教育・介護市場のイノベーションを目的とした投資活動、「Gakken Innovation-Tech Fund(Gakken Capital)」プロジェクト(仮称)を開始いたします。

本投資プロジェクトは、当社グループの「新規事業の創出」「協業・オープンイノベーション」「既存事業の成長・変革」を主たる狙いとし、Ed-Tech/Care-Tech領域で事業展開をしている国内外のスタートアップ企業を投資の中心対象とします。今後、本取組において、2025年までに総額30億円規模の投資実行を予定しています。

本投資プロジェクト背景・目的

学研グループは、創業者・古岡秀人の「戦後の復興は教育をおいてほかにない」という信念のもと、1946年の創業以来70余年にわたり、日本の教育を支えてまいりました。そして、これまで培った知見をもとに、現在「教育」と「医療福祉」の2つの事業を中心に、お客様が主役のモノづくり、コトづくりを推進しています。

近年、「教育」「医療福祉」を含めた様々な業界において、IoT、ロボテックス、AI、VR/ARなどのデジタルテクノロジーの発展によって、既存業界の常識を根底から覆すような“破壊的イノベーション”が頻発しています。更にCOVID-19によって、世界中の人々の働き方・生き方などの大変革が急加速しました。

このような急激かつ非連続的な顧客・市場の変化に対して、迅速に“変化対応(継続的イノベーション)”するだけでなく、自らの意思で“変化創出(破壊的イノベーション)”を仕掛けなければなりません。それらの変化を迅速に事業機会に転じていくためには、当社グループ自体が顧客・市場の変化に合わせた変革を進めなければなりません。しかしながら、当社のみで対応するだけでは十分ではありません。当社とは異なる顧客・技術・サービス・人材などの資産を有するスタートアップ企業との(資本を絡めた)深い協働によって、様々なシナジーを貪欲に追求してまいります。波及効果として、当社グループの組織・人事・企業風土をより時代にあったものにアップデートすることも狙います。

有望なスタートアップ企業に対する一連の投資(検討)プロセスを通じて、イノベーティブな各企業の資産と、当社が強みを有する資産とを融合させ、教育と医療福祉における国内外の社会課題の解決に貢献してまいります。

先行きの見えない環境下においても、危機を機会に転じ、更なる顧客価値を創出し続けて、当社グループが掲げるグループビジョン「想像の先を、創造する」を体現します。

本投資プロジェクトの概要

(1) 名称

「Gakken Innovation-Tech Fund(Gakken Capital)」プロジェクト(仮称)

(2) プロジェクト主体

株式会社学研ホールディングス 投資検討チーム 
投資検討チームは、会計財務、経営戦略、デジタルを主管する社内戦略部門とCVC(Corporate Venture Capital)関連の知見・経験を有する外部専門家で構成する

(3) 投資対象

・Ed-Tech/Care-Tech領域の魅力あるサービス・顧客基盤・技術等の特徴を有するスタートアップ企業

・“学研グループ”および“学研グループが提携・協業する企業”との技術・販売・人材等の事業/経営シナジーが期待されるスタートアップ企業

・学研グループの事業拡張において重要となるDX推進に関連するITサービス・システムの企画・開発力などを有するスタートアップ企業


(4) 投資の形態・投資方針

・ミドルステージからレイターステージを中心としつつ、高い事業シナジーが見込まれる場合はシードステージからプレシリーズAも想定 ※

・案件の発掘、投資対象の企業価値・リスク調査、投資先の決定、投資先のモニタリング・バリューアップ、エグジット等の一連の投資プロセスを外部専門家との協働体制で推進しつつ、投資形態としては、当社からの直接投資を想定

・マイナー投資を中心に想定しつつも、事業戦略上の必要性に応じて過半数以上のマジョリティ投資も検討

※ 語句の補足説明
一般的に、シードステージ:事業アイデアはあるが起業前の段階、アーリーステージ:起業直後の段階、ミドルステージ:事業が本格成長し始めた段階、レイターステージ:事業/サービスが安定して継続成長している段階を指す。プレシリーズAは、アーリーステージの前半段階の呼称。