学研カードで国際貢献「ミャンマーにおける職業訓練生支援プロジェクト」開始のお知らせ

CSRニュース

2017.10.12

学研グループでは、「学研ファミリーカード」の収益の一部を、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンに寄付し、途上国の子どもの教育環境整備に取り組んでいます。2017年は「ミャンマーにおける職業訓練生支援プロジェクト」を支援します。

これまで学研グループでは、2009年フィリピン、2010年タイ、2011年ベトナム、タイ、2012年インドネシア、タイ、2013年ミャンマー、2014年パキスタンと、東南アジアのプロジェクトを中心に支援してきました。今回の支援は、2013年に行った「ミャンマーにおける小学校建設プロジェクト」と同じ地区のマンダレー管区ニャウン・ウー町での第2弾の支援プロジェクトとなります。

プロジェクト実施地区

対象保育園の子どもたち

プロジェクトの概要

マンダレー管区ニャウン・ウー町は、観光地として人気が高いバガン遺跡が近郊にあり、経済が順調に成長しています。が、近郊の村に暮らす若者たちは、これまでの国内事情や各家庭の事情から、しっかりとした教育や職業訓練を受けることができず、単純労働や低賃金労働に従事していたり大都市へ出稼ぎに行ったりしています。さらに女性の場合、社会的文化的習慣、不適切な法律などにより、男性よりもきびしい状況です。
そこでニャウン・ウー町近隣の村に暮らす、経済的に不安定な若者100人が、子どもの有無などの家庭環境や経済的な制約にとらわれず、安心して職業訓練を受講し、訓練に集中できる環境を整えます。
そのため子どもを持つ若い母親・父親には、職業訓練に集中できるよう子どもを預ける保育園の環境を拡充します。さらに若い母親・父親のための支援グループを立上げ、同じ状況にある者同士の学びあいの場を設けます。


おもな活動計画

・訓練生の子ども(3歳~5歳)を預かる保育園の整備(保育士の雇用およびトレーニング、教育玩具、給食および制服支給、子どもが通うための交通費支給など)
・訓練生(特に女性)への滞在費等の支給
・若者、保護者やコミュニティリーダーを対象としたジェンダー平等への意識啓発活動
・若者の雇用機会拡大(特に子どもを持つ若者)に関する事業主との協議
・若者の職業訓練受講やディーセント・ワーク(※)への就業に関する政府との協議

対象保育園での給食のようす。保育園にはすでに120人の園児が通っており、新たな園児の受け入れには、さらなる保育士の雇用や教育玩具の支給が必要。

目標とする成果

<直接的に得られる成果>
・経済的に不安定な状況にある若者100人が安心して職業訓練を受講することができる。
・訓練生の子どもたちが保育園で就学前教育を受けることができる。

<長期的に期待される成果>
・労働市場において競争力のある人材を育成することによって、若者のディーセント・ワークへの就業を促す。
・政府、事業主との協議をとおして、ディーセント・ワークへの理解が促進され、国の政策や就業規程が見直されることにより、若者たちが安定した雇用を得られるようになる。
・若者が適正で安定した賃金を得ることで、子どもたちの就学前教育等にかかる費用に充てられるようになる。これにより、子どもたちが教育を受ける機会が拡大する。

本プロジェクトの実現は、SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)の目標8「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」および目標4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に貢献します。

「ミャンマーにおける職業訓練生支援プロジェクト」は12ヶ月のプロジェクトですが、進捗状況については今後もホームページで適時お伝えしていきます。

※ ディーセントワーク:働きがいのある人間らしい仕事のこと。1999年に国際労働機関(ILO)総会で21世紀のILOの目標として支持されました。

学研ホールディングス CSR推進室
(写真提供:プラン・インターナショナル・ジャパン)