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学研カードによる国際貢献「パキスタンにおける女子教育支援プロジェクト」完了のお知らせ

2016年02月09日

学研グループでは、社会貢献型クレジットカード「学研教室カード、学研教室プレミアカード、学研ファミリーカード」のご利用金額の一部を、公益財団法人プラン・ジャパンに寄付し、途上国の子どもの教育環境の整備に取り組んでいます。
このたび、この寄付金によるプロジェクトとして、2014年11月に開始した「パキスタンにおける女子教育支援プロジェクト」が完了しましたので、お知らせいたします。

本プロジェクトの紹介および進捗状況の報告は、下記のページをご覧ください。
学研カードで国際貢献「パキスタンにおける女子教育支援プロジェクト」開始のお知らせ
学研カードで国際貢献「パキスタンにおける女子教育支援プロジェクト」進捗報告

◆プロジェクトの経過

完成した新校舎。5教室と教職員室があります

プロジェクトは2014年11月に開始し、2015年11月に建設工事が完了し、12月に全ての活動を完了しました。

プロジェクトの準備と実施体制づくり
シンド州教育省とプロジェクトの目的、活動内容、予算、実施方法、期待される成果、役割分担などについて協議を重ね、同省の主導により、各パートナー団体と連携しながらプロジェクトを推進することに合意し、覚書を締結しました。

教室で元気よく手を上げる子どもたち

子ども評議会の設立
子どもたちが主体的に学校運営に関わることを目的に、女の子11人から編成される子ども評議会を学内に設置。大人といっしょに学校に関するさまざまな問題について話し合いました。この活動を通じて、子どもたちはリーダーシップを身につけることができました。
学校管理委員会の活性化
既存の学校管理委員会が形骸化していて、活動が行われていませんでしたが、5人の委員に対して期待される役割と責任について説明し、再び活動を行うように働きかけました。この結果、学校管理委員会のミーティングを実施。建設工事において、学校管理委員会が建設工事の進捗管理などに大きな役割を果たしました。

設置された貯水タンク

給水設備の設置
当初、学校の近くの水源から飲料水用の水を引く予定でしたが、水質検査の結果、ヒ素が含有されていたため、断念しました。新たな水源確保に時間を要しましたが、村から1.5km離れた場所に安全な水源を発見。給水管を敷設し、貯水タンクまで水をひくことで、学校だけではなく、村全体で利用できるように工夫しました。
太陽光パネルの設置と維持管理トレーニング
太陽光パネルが設置され、学校で電気が使えるようになりました。パネルの維持管理は、学校管理委員会でトレーニングを行いました。
屋外遊具(ブランコ、すべり台など)、教室備品の支給
入札、業者選定を経て、品質の良い備品を購入することができました。
防災計画の作成とトレーニング
子ども評議会と学校管理委員会を対象にトレーニングを実施しました。参加型の現状リスク調査を実施し、学校の敷地内を調査して、学校のリスクや強みについて検討。防災計画、災害時の学校継続計画を完成しました。また、学校管理委員会による全校児童対象の防災に関するトレーニングを実施。今後は4半期に一度ずつ定期的に行うことを決定しました。
防災訓練
避難訓練を2回実施しました。最も安全かつ短時間の避難方法と、最も近い出口を確認しました。
子どもの保護の概念を学ぶトレーニング
「子どもの保護」の概念を学ぶためのトレーニングを5回実施しました。プランの職員がファシリテーターになり、全校児童、子ども評議会、学校管理委員会、教師などが参加しました。

◆長期的に期待される成果

校舎の前で喜ぶ子どもたち

本プロジェクトの実現は、SDGs( Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)の目標4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」と目標5の「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」目標13の「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」に貢献します。

①女の子の学習環境の改善と初等教育の修了率・入学数の向上

・快適な環境で授業に集中できるようになることで、在籍児童が無事小学校を修了することが期待される。

・学習環境が整備されたことと、学校管理委員会の地域への働きかけにより、就学児童の増加が見込まれる。

屋外遊具は2基ずつ設置しました。

②学校、地域全体の減災・防災対策の改善と災害リスクの縮小

・堅固な構造に建て替えられた校舎は、災害時の避難所としても利用できる。

・防災教育や防災計画の作成により、地域特有の災害リスクや対処方法、実際の避難ルートの確保など、被害を最小限に抑えるための対策を、地域全体で講じることができる。

※SDGs (Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)は、2015年9月に国連の全加盟国193か国によって承認。2030年までに「誰も置き去りにせず世界から貧困を根絶する」こと、そして「地球を持続可能なものにする」ことを目指している。17の目標と169のターゲットから構成され、教育、保健・衛生、ジェンダー平等、雇用改善などとともに、気候変動、都市問題、生態系の保全、平和構築など、社会・経済・環境という3つの側面を含む包括的な内容となっている。

◆現地の声

設置されたすべり台とブランコ。

もっと学校に行きたい、楽しい場所に変わった学びの場

●生徒の声
「この教室はとてもすてきです。広くて風通しもよく、光りもよく入ります。勉強していて、とても気持ちがいいです」(カジャル/4年生)
「休み時間には校庭のブランコで遊びます。今では1日も学校を休みたくありません」(シャヒーダ/5年生)
●保護者・教師・住民の声
「以前よりも子どもたちが学校に行きたがるのです。きれいな水が飲めるし、とても良い教室もできました。屋外遊具でも遊ぶことができるからだと思います」(アゼマ/児童の母親)
「洪水の時に校舎が被災し、それ以来、屋外で女の子たちを教えてきました。今では新しい立派な教室で授業ができるのでとてもありがたいです。これからは、もっとたくさんの子どもたちが学校にくるようになると思います」(アニース/教師)
「初めて学校に安全な飲料水のための施設ができました。すばらしいことだと思います」(地域住民)
パキスタンは、2014年に最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの出身国です。パキスタンの女学校の校舎建設を支援することは、マララさんが主張する「女子教育の推進」を支援するものと考えています。
■「わたしはマララ」
「わたしはマララ」
定価:1728円(税込)
ISBNコード:978-4-05-405846-0
発行:学研プラス

学研ホールディングス CSR推進室
(写真提供:プラン・ジャパン)

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